いつかの「3日後」を夢見て

 

 

 

 

※「This is 大奥」のネタバレしかしません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大奥大演芸大会を開催する!」

 

 

!?!?!?!?

 

 

 

舞台「This is 大奥」を観てきました。

 

なんかもうすごかった。

 

あ〜楽しかったなあ大奥。わたしが死ぬときには大奥が走馬灯として流れてほしい。

 

千秋楽からまだ1日しか経っていませんがもう大奥を欲している。中毒。観れないなら飲むタイプとか塗るタイプの大奥をくれ。

 

 

……というわけにもいかないので、大奥の感想を書き殴りながら反芻する事にします。

 

 

 

原作はゲーム「新章イケメン大奥」。

男女逆転した大奥を舞台に、恋を禁じられた上様(=プレイヤー)が大奥の男たちとなんやかんやある恋愛シュミレーションゲーム。

 

ゲームの設定を借りつつ、ストーリーが進むというよりはショーのような舞台が上演される、と聞いてはいたものの、最初のセリフがこれなもんだからびっくり。

 

 

……なんですが、

 

 

こんなもんでびっくりしてた自分は甘かったなあ、と。

 

 

まあ客と上様は同じ目線でこの大演芸大会を観ているということで、上様もわたしも同じ気持ちだろうと(トンデモ勘違い)

 

そんなわけで私も上様らしく()毅然とした態度で楽しみたいと思ってたわけです。

 

 

でも気づいたら、上様らしからぬ宇宙猫としてこの舞台を楽しんでしまっていました。

 

 

 

主演、タカツカサ役の越岡さんを目当てに観に行ったのでそのレポ・感想が主ではありますが、宇宙猫ポイントとオタクとして刺さったシーンを中心にお話ししていこうと思います。

 

 

最初のはてブロは沼落ちブログに捧げたかったなあ、、、(大奥に抗えない人の絵文字)

 

 

 

 

・オープニング

 

11人テンポよく出てくるところに.5要素を感じた(.5あんま詳しくないのでイメージですけど)

 

音でかいし照明バチバチだしで超気持ち良い〜〜まじで椅子が揺れてた

 

タカツカサの紹介が「文武両道 容姿端麗 家柄最高 誰もが認める上様の正室第一候補」なの超アガる、、、と思ったけど「家柄最高」って日本語ちょいとおもしろいよね ゆかいゆかい

 

「あんな高慢ちきなわがまま女 夫婦になったら地獄だろう」は越岡さんとして浴びてしまいました 申し訳ありませんでした

 

東軍のメンバーを11人指名していくところ、西軍にやんややんや言われながらも余裕たっぷりに指名していくところがとても好きです()

 

 

 

愛花競乱(テーマソング)のイントロで立ち上がりながら口上を述べるタカツカサがとても良い。ヨッ!タカツカサ!(それはクラノジョウ)

 

ここのタカツカサさんのダンスがとても良くて!

 

ちょっとだけ越岡さんの話をするんですけど、越岡さんって身長3km脚が2.5kmのデカい人じゃないですか。

ただでさえデカいのに(褒めてる)その上ダイナミックで、丁寧でありながらも腕やら足やら首やらをぶん回して踊るところがすっっごく好きなんですよ。

 

その好きポイントが随所に散りばめられててとても好きでした。よくここで息絶えなかったよ私。

 

 

サビの「さ〜く〜らの〜」の時にすっごい楽しそうな顔しててこっちが幸せになったし、「はか〜な〜く」はさっきまでバキバキに踊ってたのに急に力を抜いて儚さを表現してるところとか!!!!

 

 

一押しポイントはサビの「く〜ち〜ても〜」(たしか)で手首くるってしながらと、1番のサビが終わった後ターンする箇所で首の付け根の骨以外無くなったんかってくらい首と頭をぶん回してるところです。語彙力なくてごめん。

 

あとサビ終わりかな?手で口元を隠すみたいな振りの時の表情がすき。

 

 

 

 

・ジャズパート

 

西軍のダンス中お話ししちゃう東軍にブチ切れるクラノジョウ、まじでちゃんとブチ切れててかわいかった

 

越岡さんの話をします(2回目)

先述の通り越岡さんはデカいんですけど、どんなに派手に飛んだりドルフィンしても着地がドスンってならないんですよね、スンッって着地してる。なんならつま先にだけとんでもない重力働いてるんじゃないかってくらいスマートに着地するんですよ。

 

あと2回転するターンの軸のブレ無さが異常。そしてめっちゃ汗飛ぶ。キラキラしてる(物理)。そしてめっちゃ髪がふわって浮かぶ。衣装の布もふわってなる。芸術点高い。

 

 

一押しポイントは顔の横で手首くるって回したあと唇なぞるみたいな振り付け。

(良い意味での)気怠さと色気のバランス、すばらしすぎませんか

 

そして唇なぞる振り付け、東軍の方見るときだけにこって微笑むのずるい

 

 

あとどこだか忘れたけどゆっくり重心を落としていくみたいな振りがあって、そこの一切身体がブレない体幹に心のスタオベを送りました

 

 

その後の密談(=作戦会議)のとき、クラノジョウとクジョウが「ええええっ!」って言うところで😲の顔になるタカツカサさんおもしろすぎた そら「ええええっ!」になるやろ タカツカサさんは最初聞いた時驚かなかったんか、、、?

 

あとヒュウガが入れ替わりについて話す時、少し呆れたように笑ってたのが刺さった、なぜかは知らん

 

 

 

そして問題の()ミカドの台詞。

 

(竹光を)あんたすり替えたよね全部、真剣に!」

 

 

!?!?!?

 

好きな舞台、刀すり替えがち(やめなよ)

 

 

This is 大奥、「コシオカが転生したらタカツカサだった件」みたいな感じになるのか?とザワザワしちゃった。

 

 

 

・マイケルパート

 

私の脳内を忠実に再現します

 

Smooth Criminalが流れ始める

「ハットの被り方かっこよ、えっ真剣な顔かっこよ、、、 

パン! あっ空耳やめて邪魔 

茶! だから空耳やめて

宿直! 

なんですかその首の使い方かっこよすぎませんか

朝からちょっと運動!表参道!赤信号!

だから空耳やめて、えっ脚長〜、、、それでいてその脚を持て余さないポテンシャル、、、!!!

柴又から堤防!イカ寿司!朝寝坊!

あ〜まってむりダンスうっまかっこよ(致死)

 

 

空耳アワー大好き人格とオタク人格がラップバトルはじめてまじで大変だった

 

マイケルパート、ハットの下から見える口元がニヤッてしたり舌ペロしたりするから情緒が保てない

 

 

西軍のBadで西軍が東軍を挑発するみたいなダンスがあるんですけど、その挑発にヤンキー座りで挑発し返すタカツカサ様かっこよかったです

 

マイケルパートの前の作戦会議でもタカツカサ様がヤンキー座りみたいなのしてるシーンがあるんだけど、そこは正面から見てるからか髪の毛がふわふわだからか大型犬みたいだったのでギャップにびっくりしちゃった

 

 

んで、Smooth CriminalBadがリミックスみたいになるとこ、そしてスリラー、タカツカサさんの腕が長すぎてビビる 何度も言うがデカい

 

 

また越岡さんの話をするんですけど、越岡さんってダンスのときに意図的に表情を作るときと踊る楽しさが溢れ出るみたいな表情をするときがあるじゃないですか

 

オープニングもジャズもマイケルも、その2つの表情が交互くらいに見れて死んじゃう。

 

 

 

・歌パート

 

……はい????(宇宙猫の顔)

 

 

 

正直ここまでは越岡さんちゅきタカツカサ様かっこいいってなってたんですけど。

 

 

 

……はい????(宇宙猫の顔)(2回目)

 

 

 

夏津のギターがとにかくかっこよかった。そこまでは良い。

 

 

 

越岡聖子☆爆誕

 

 

 

いや夏津ギターの最後の方にポンポンのシルエットが見えたあたりで「????」とはなったけど

 

 

皆さんは好きな男性アイドルがピンクのパフスリーブ、ピンクのふわふわ揺れるスカート、聖子ちゃんカットになっている姿を見たことがありますか?(哲学)

 

 

 

髪の毛くるんっ スカートふわっ  

 

 

エェエェエェエェエェなんで〜〜〜どうして〜〜〜〜 まあそれでも好きだよ(それは指原莉乃)

 

 

てかなんで上様はおもしろい殿方が好きなはずなのにタカツカサが嫌いなのよ、こんなおもしろい人いないでしょ。

 

 

 

てか大演芸大会だ!何が何でも勝つぞ!!!!ってなった結果がこれなのほんと

何?タカツカサって本当に上様の前では俺様なの?うそでしょ?おもしろお兄さん(お姉さん)なのに?

 

 

越岡聖子ちゃんは赤いスイートピーの後青い珊瑚礁も歌い上げられるわけですが、

赤いスイートピー(癖強ビブラート)のあとチアダンスみたいなステップで青い珊瑚礁に繋ぐところがとても可愛かったです。優勝。

 

 

いっけーおせおせタカツカサ

文武両道家柄最高

誰もが認める第一候補

松田聖子のメドレーわっしょい

 

のコール、コロナがなければ絶対に全力で叫んでた。

 

 

脛の毛、剃ったんだね、、、(白い脛に浮かび上がる剃刀負け)(それを指差しにっこにこの聖子ちゃん)(平伏す絵文字)

 

低脂肪高タンパクな御御足を拝ませていただきました。対戦ありがとうございました、、、

 

 

タカツカサさん、生まれながらに全てを手にした良家の方なわけですが(作品の最後の方で描かれます)、女ドルのポテンシャルまで手にしていらっしゃる。しゅごい。

 

 

Twitterで皆さんも仰ってたんですが、この辺から頭の様子がおかしくなってきます。

 

 

 

で、次の糸が個人的には大おもしろポイントでして。

AメロBメロ、ひたすら歌が上手くて聴き入ってたわけです。

そしたらサビよ、なんかこうなってる。

 

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(絶望的な絵心)

(出演者さんのTwitter見てください)

 

 

 

初めて観た時、「なんで!?!?!?」って大混乱起こした。よく声出さなかったな私。

なんなら飼い慣らされた客席のみなさんは拍手してた。フィギュアスケートでジャンプ成功した時みたいなノリ。飼い慣らされすぎだろ。私も拍手したけど。

 

 

次の真夏の夜の夢は安心して聴けた。なんなら曲もダンスも照明もとても好きだった。

 

夜桜お七も良かった。コウゲツさんの麗しさにすっかり虜になってしまったのでガン見した。声もお顔も仕草も綺麗。

 

 

からの天城越え。曲調もあってとても綺麗な曲の流れ、、、

 

 

 

と言いたいところなんだけど、

 

 

 

ごめんなさい、とても刺さってしまいました、、、

 

 

 

背中まで見えるレベルの襟を抜いた着物、紫の髪飾りが似合いすぎてて、、、かわいいね、、、きれいだよ、、、(IQ25のツイート)

 

 

デカいのに(n回目)、しなやかでしとやかで、それはそれで麗しくてですね、、、天城、越えちゃう()

 

 

山が燃える〜のところで火を表現してる3人組にタカツカサ様が飛び込んでいくんだけど、にっこにこで火に飛び込むわりに「あちっ あちっ」て熱がっててわたしがにこにこした

 

 

1番の刺さりポイントはここかもしれないです。すまん越岡さん(反省していない顔)

 

 

 

ミズノオさんのもののけ姫上手すぎておもしろい(ド失礼)

あんな声色使い分けられるのすごいな〜、、、と思って、演じてらっしゃる津田さんの経歴を調べて納得しました。

 

お経調になるときのヒュウガの顔が🙄でオモロでした

 

 

 

カスガノツボネ「続けろ(真剣なトーン)

西軍 (スッと位置につく)

恋するフォーチュンクッキー のイントロ

わたし「!?!?!?」

 

 

もう狂ってしまったわたしはイントロの0.5秒後には手拍子してた。なぜ。

 

小川優くん、申し訳ないことにあまり存じ上げなかったんですがあんなにかわいい表情とか仕草するんですね、、、

 

そして誰を観ていても視界に映り込むエイコウミカドのシンメ。愉快。

 

 

 

(息を整える絵文字)

 

 

 

LOVEマシーン のイントロ

 

 

わたし「!?!?!?」

 

 

落ち着かせてくれ。たのむ。

 

 

はい誰ですかイントロに指ハートの振り付け入れたの。

 

振付した人、優勝!床入りしていいよ!!!(誰?)

 

 

ナイスバディバディバディの圧がすごい 身体が迫ってきてた ヨッ!ナイスバディ!

 

そしてタカツカサ様のダイナマイッがダイナマイトすぎる(概念

 

そして総じてかわいい。キレがえぐい。

 

混乱してたはずなのにウォウウォウしちゃうから人間ってすごい。

 

 

LOVEマシーン(口パク)

が非常にセクスィーで困っちゃいましたね

 

 

 

あなたの好きなところ

 

みんなでジャンプしながら歌う西野カナ3次会のカラオケでしか観たことないのよ、、、

 

大盛り上がり。かわいい。勝負なんて概念ない。

 

 

 

・躾コーナー

 

24夜はクラノジョウとショウゴ、途中から巻き込まれるタカツカサ

 

巻き込まれたタカツカサさん、裏に一瞬捌ける(無言の抵抗)もすぐ戻ってきて朗らかに歌い始めるもんだから死ぬほど笑った 本当に朗らかだった

 

 

25昼は西軍、シキョウ、サカキ(違ったらごめんなさい)

 

全員分は覚えてないんだけど(ごめんなさい)、ずやさんの一発芸が「すごく一生懸命走っているけど全然前に進めない人」が死ぬほどツボだった記憶、、

 

ミカドの「初舞台の人」もめちゃくちゃ笑った まじで頭悪そうだったんだもん(褒めてる)

 

夏津の「誇張しすぎた堂本光一くん」のモノマネの後、タカツカサ様が「後で連絡しておきます」って言ってて笑った その時代に光一さんおるんか

 

 

なんやかんやした後に「……ぅ、上様ァ!」で締めるのめちゃくちゃ丸く収まる感あって好き

 

 

 

なんか思い出してたら語彙力下がってきた(責任転嫁)

 

 

 

・タップパート

 

タカツカサ様の「ハッ!」みんな好きでしょ(クソデカ主語)

 

タカツカサ様、足捌きに無駄がなくて下半身は超スマートなのに上半身にいろんな動きを盛り込みすぎてて情報量がバグる。

 

余裕があるからこそのあそび、って感じでとても良いですね〜〜

 

カスガノツボネさん、タップ上手すぎてビビる。そりゃ幕府も操れる()

 

途中で曲調が変わるんですけど、そこのタップがめちゃくちゃ軽やかで好きでした

 

東軍、あんだけ絶対勝つだの言っておいてステッキ折れただけであわあわしててかわいい(かわいい)

ステッキ折れてから代わりのステッキ受け取って夏津を睨みつけるまでの表情、まじで「😮🥺😠」だった、、、

 

 

 

・芝居〜殺陣パート

 

ここまでの大演芸大会で個々のキャラクターを立てて、ここからの芝居でストーリーが一気に動き出す感。

 

 

生まれつき何もかもにも恵まれているタカツカサと、生まれながら何も持たないナツ。

 

何も持っていないからこそ「何か」を手に入れることを欲望とするナツと、生まれつき持つもので両手が塞がってしまっていて「何かを手に入れること自体」を欲望とするタカツカサ。

 

タカツカサ・ナツ本人とそれぞれの芝居の役を行き来しながらお互いの思いをぶつけ合ってて、和解はしてないけどお互いの思いは理解できたんじゃないかなって邪推。

 

 

でも、タカツカサのナツへの台詞で

(以下の台詞は全てニュアンスです、必死に覚えたけど自信ない)

 

「親も血筋も関係ねえ、欲しいものは死に物狂いで手に入れろ、誰がそれを笑うかよ!」

 

「そんなもの(生まれつき得ていたもの)はすべて足枷だ、その足枷がある限りてめえの道は歩けねえ」

 

「手放せないわけじゃねえ、絡みついてくんだよ、払っても払っても払っても!」

 

「生まれた時から何かを握らされてる両手には、新しい何かは握れねえ、例えそれがやっと見つけた本当に自分が欲しいものだとしても!」

 

 

って台詞があるってことは、何かを手にしたくても家柄とかのしがらみでで手に入れられなかった経験があるのかなあと。むしろ現在進行形でそうなのかな?

 

 

これはタカツカサなりにもがいて何かを手にした経験があるからなのか、それとも自分には叶わないことだからこそ何かを手に入れられる余白があるお前は死に物狂いでやれってことなのか。

 

 

夜桜心中の台詞では、

 

「過去など全部ぶった切って、お前の本当に欲しいものを掴んでお前の行きたい道を行け!そのために捨てなきゃなんねえものは捨ててけ!」

 

純粋に芝居の台詞ってだけかもしれないけど、

 

タカツカサの今の道は、しがらみの中で何かを捨てて得た道なのか、それともこれは自分に自分で投げかけている台詞でもあるのかなあとか。

 

 

でもタカツカサ、自分の現状に満足はしていないんだろうけどだからといって自分のやるべき事をおざなりには絶対しないんですよね(まあ正室候補?くだらねえ!とかは言うけど)

 

 

芝居対決の時、竹光(模造刀?)が真剣にすり替わってるときは

 

「さすが、大奥大演芸大会の竹光は出来が良い」

「これだけの客人の前で真剣だとバレれば大奥の一大事、竹光のふりで乗り切るぞ!」

 

と大奥の体裁を守るし。

 

「心配すんなイエミツ、今は守ってやる、例えあんたが偽物でも!」

 

って言葉が出てくるってことはイエミツを守るのは当たり前のことなんだろうし。

 

カスガノツボネの「命に替えて、上様を!」って台詞の後には何かを決心したみたいな真剣な顔するし。

 

 

 

なんかその大奥の人間としての心意気、かっこよ〜!とも思うんだけど、じゃあ何が欲しいの?欲しかったの?とも思う。

 

 

 

というのも、原作「新章イケメン大奥」ではなんで家光と鷹司が犬猿の仲なのかが描かれてるんだけど、この「This is 大奥」では描かれてないんですよ。

 

原作の方だと、鷹司は「家光は家柄や役職でしか自分を見ていない(正室候補〜とかね)」と感じて家光に反発していて、偽家光がちゃんと鷹司自身に向き合うようになってからはただの不器用ないい人で。

 

 

「生まれつきのもの」ってフィルターを通さずに自分を見てくれる人、そしてその人の理解が欲しかったのかなあ、、、?(その結果が聖子ちゃん?)(それはさすがに違うか)

 

 

この辺もっと詳しく聞きたいんで続編ほしいなあ〜〜 それとも説明あったっけ?記憶力がゴミなもんで、、、

 

 

 

 

ここからはただ単に好きなポイントを並べます

 

夜桜心中(日本版ロミオとジュリエット)の中でタカツカサの役は紅一家2代目の子分に当たるんだけど、ここの台詞回しがとにかく良くて!!!!

元の声が高いからか、あの江戸感のある声とか話し方の趣がめちゃくちゃ合っててとても良かった、、、

 

 

あと急な自分語りするんですけど、わたしはSHOCKのコシオカ出の越岡担なんですよ。

 

つまりコシオカの「戻って来れるもんならな""ぁ!」出と言っても過言ではないわけです(過言)

 

 

なので殺陣の芝居中の腹から声張ってがなるみたいな声で(叫ぶに近いトーンで)話し続けるタカツカサ様が、、、好きで、、、ウゥッ

 

 

以下、上記のストーリー考察から漏れた好きな台詞&話し方集です

 

「こやつらは芝居を盛り上げるために呼び寄せた大部屋役者!斬られる芝居はお手の物!」

 

「さあみんな、『芝居』を続けろ」(まじで異世界転生したコウイチの右腕ことコシオカかと思った)

 

「お前の力で、この場を芝居に変えてくれ!」

 

 

 

そして純粋にタカツカサ様の殺陣が美しい。無駄がないのにダイナミック。なにあの剣捌き。

 

スローで動く時も一切身体がブレないし、スローなのに表情の演技が自然というか大袈裟にならないの、すごい(すごい)

 

そして推しの二刀流が見たい、が夢のオタクなのでナツが刀渡した瞬間まじで声出そうになった。

 

 

 

まあなんやかんやあって(雑まとめ)、大演芸大会に勝負はつかず3日後に持ち越されるわけですが。

 

 

3日後の大演芸大会、観たいよ〜!!!!!

 

 

 

普段舞台を観た後、「あ〜○○な舞台だったな〜」って感想が出てくるんですが、This is 大奥に関しては「なんかすごいものを観たな」だったんですよね、、、

 

 

なんというか、エンターテイメント全部のせです!どーん!みたいな感じっていうの?もちろん殺陣のところで散々話したようにストーリーもあるしキャラクターもそれぞれしっかり立ってるんだけど、何かとにかく色々すごいものを観たな、と(今はこうして言語化できているけど正直聖子ちゃんの衝撃がすごすぎて終演後は混乱してた)

 

 

正直生きづらいこのご時世、舞台を作ることも上演することも難しい。客としても観ることを断念しなければいけなかったり、そもそも普段の生活でも様々な制限があって視線が下がりがち。

 

 

そんな時にThis is 大奥に出会えて良かったなあと。だってすごく楽しくて幸せだったので、、、!

 

 

カテコで越岡さんも「悔しいこともあるけどとにかくポジティブに考えて」って言ってくれてたけど、その思いの座長と座長と共に作品を作り上げたカンパニーの皆さんが上演してくださってくれてるからか、本当にポジティブになれたんだよなあ。

 

 

 

1年越しになってしまったけど、このご時世にこの作品に出会えてよかった。

 

越岡さんが0番でステージに立つ姿を見られてよかった。

 

そしてこれは推測を含むけど、座長の前を向く姿勢が伝播するカンパニーの皆さん、制作陣の皆さんが作り上げたものが世に放たれてよかった。

 

 

 

桜が散るのは少し早くなってしまったのは残念ですが、

 

 

また桜が咲く頃、大奥の世界の3日後が来ることを夢見て。